年一回、千日回峰行や百日回峰行の満行者が一堂に揃い、参籠して修行を行う「葛川夏安居(かつらがわげあんご)」について以前ご紹介した。
今日は、参籠の舞台となる葛川息障明王院(かつらがわそくしょうみょうおういん)を訪問した。
ここは不動明王を本尊とする天台宗寺院である。
訪問日:2019年12月30日
本日も車で訪問したので、歩行距離の記載はありません。
葛川息障明王院は、大原三千院から鯖街道(国道367号線)を北に 18km 進んだところにある。
明王院の案内板。奥には明王院を鎮護する地主神社の鳥居が見える。
これが地主神社。
地主神社の角を左折すると、外界と明王院の境界となる三宝橋が見える。
三宝橋を渡ると、明王院の境内である。
また、右折すると、比良山の登山道(明王谷林道)となり、行者の滝行が行われる「三の滝」に行ける。
葛川息障明王院の宗派は天台宗、山号は北嶺山(阿都山)。
千日回峰行を創始した相応和尚(そうおうかしょう)により開基された。
それでは境内に入る。
三宝橋の上から明王谷川の上流を望む。
ここを遡っていくと、「三の滝」があるはず。
右手に見えるのは護摩堂。重文。
手水舎。
弁天堂。
護摩堂横の石段を上ると本堂に着く。本堂も重文。本尊は千手観音、不動明王、毘沙門天。
外から本堂内を一枚。
明王院の御朱印。
湯呑を購入すると、記念にボールペンも付けていただいた。
さて、今年の参拝もこれで最後となります。
来年もなるべくたくさん歩いて、いろんなお不動さんを探していこうと思いますので、
皆様どうぞよろしくお願いします。