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コロナウイルス

(コロナウイルス)脅威となる変異は英国型、南ア型、日本型???

↓は今朝、私がザ・サン紙の内容をリツイートしたものである。

コロナウイルスの変異株の種類

現在、コロナウイルスの感染力の高い変異株として、英国型と南アフリカ型がよく知られている。
今回それに加えて第3の変異株として、日本型が脅威となるかもしれないという内容である。

第3の変異株ブラジル型

正確に言うと、ブラジルから羽田空港に到着した4人が感染していたので、ブラジル型と呼ぶべきかもしれないが、海外のサイトを見ていると、「ブラジル型」「日本型」「ブラジルー日本型」の3種の呼ばれ方をしていた。ここでは便宜上、ブラジル型と呼ばせていただく。

ご存知のように、ブラジルは、大統領がコロナ対策に消極的であり、このブラジル型がどれだけ蔓延っているかは不明である。ただ、イギリスは、ブラジルでこのウイルスが爆発感染していると見ており、ブラジルと宗主国のポルトガルからの入国を早速制限している。

脅威はどのくらいか?

↑の動画は、イギリスの変異株が1ヵ月半の間に感染を広め、従来のコロナ株から置き換わっていく様子を表している。このように変異株というのは従来のコロナウイルスよりも圧倒的に感染力が強いことが分かる。この英国株は当然日本にも入ってきている。南ア型とブラジル型の感染力の強さはまだ完全には分かっていないが、感染の広まり具合から見て、英国型と同等かあるいはそれ以上だと考えられている。

ワクチン開発について

前回も述べたように、既存のコロナウイルスに対しては既にワクチンが開発されており、接種が開始されている。日本に輸入されるワクチンは、ファイザー社(米)、モデルナ社(米)、アストラゼネカ社(英)の3社のものであろう。では、これらのワクチンはコロナ変異株にも有効なのであろうか。

最近の研究から、英国株は変異の数が少なく、既存のワクチンで対応可能だといわれている。もちろん、有効率を算出して、従来のコロナ株との比較をするまで確実なことはいえない。

南ア型に関しては、従来のワクチンが効くと一部の研究者から報告されている。しかし、昨日、上記3社が南ア型ウイルスのワクチンを懸命に作っているというニュースがイギリスで流れた。既存のワクチンが南ア型にも有効ならば、新たに作製する必要はないはずであり、もしかすると変異株には既存のワクチンは効かないというデータが出始めているのかもしれない。また、ブラジル型は変異の数が多いため、既存のワクチンは効かない可能性が高いのではないかと予想している。

ウイルスの変異に対応可能か?

既存のワクチンがこれらの変異株の有効だとしても、今後の新しい変異株にも有効である保証はない。しかしながら、上記3社のうち、ファイザー社とモデルナ社は mRNA ワクチン、アストラゼネカ社は アデノウイルスを使った DNA ワクチンである。

DNA と RNA は核酸と総称され、いわゆる遺伝子である。ウイルスの遺伝子の型が置き換わっていくことを変異というのであるから、それに応じて薬(ワクチン)の遺伝子の型を変えてやれば良い。幸い、遺伝子の型を変えてワクチンを作り直すことは数カ月で可能であり、今後の技術開発でさらに短縮化できると思われる。

つまり、ウイルスが変異すると、人間の技術によってワクチンも変異させることができる

このようないたちごっこを続けて、将来的にはコロナ撲滅に持っていくのではないかと考えている。

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