この日は朝一番に天橋立のにある西国三十三所・第二十八番札所の成相寺を参拝した。
次に、元伊勢籠神社と智恩寺を参拝した。
参拝日:2021年2月6日
成相山のふもとに元伊勢͡͡͡籠神社(もといせこのじんじゃ)があり、山陰では随一の格式を誇る。
伊勢神宮に奉られる天照大御神および豊受大御神がこの地から伊勢に移されたという伝説から元伊勢とよばれている。
元伊勢籠神社の主祭神(しゅさいじん)は、彦火明命 (ひこほあかりのみこと)で、この神は天照大御神の孫にあたる。
相殿神(あいどのしん)は、天照大御神、豊受大御神など、伊勢神宮の祭神と同じとなっている。
手水舎
二の鳥居。その奥に見えるのは神門。
拝殿。
あと、特筆すべきは「五色の座玉(ごしきのすえたま)」というものがあり、本殿の高欄に「青・黄・赤・白・黒」の五色の座玉があるのは、伊勢神宮御正殿と元伊勢籠神社だけである。
元伊勢籠神社公式HPより
元伊勢籠神社の御朱印。
元伊勢籠神社の奥宮として真名井神社があり、籠神社から徒歩15分ほどだったのだが、この日はあいにく時間の都合で行けなかった。
次に向かったのは、天橋立の付け根部分にある智恩寺。
智恩寺の山号は天橋山(てんきょうざん)、宗派は臨済宗妙心寺派。
本尊は文殊菩薩。
本堂
智恩寺の御朱印
臨済宗寺院にしては珍しく多宝塔があり、大日如来が祀られている。
当初は真言宗だったとのこと。
成相寺と同じく、鉄の湯船が手水鉢となっている。
吉祥弁財天
無相堂と書かれているが意味は不明。
日本三文殊の一つである智恩寺を参拝し、知恵を授かるよう祈願して、次に参拝地に向かった。