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西国三十三所

長野県・善光寺-西国三十三所巡礼満願の御礼参り

西国三十三所の観音巡礼を満願した後は、古くから御礼参りという習慣がある。

これは、無事に満願出来た感謝のしるしとして参拝するものである。

御礼参りをする霊場はどこどこと決まっているわけではないが、比叡山延暦寺・根本中堂や高野山・奥の院、四天王寺、東大寺・二月堂、善光寺などが知られている。

このうち、善光寺については、江戸時代、西国三十三所の満願霊場である華厳寺から江戸に戻る際、善光寺に立ち寄ってお礼を申しあげるという習慣からここが御礼参りの場所として認知されるようになった。

上述した寺院のうち、善光寺のみ参拝したことがなかったことから、筆者も善光寺を訪れることにした。

 

善光寺の場所。
JR 長野駅からバスも出ているが、2km 程度なので十分歩ける距離。

 

 

歩行日:2021年4月24日
出発地:JR 長野駅(10:10)
到着地:JR 長野駅(15:20)
総歩行距離:7.2 km

 

今日のルート。
長野駅から善光寺までは一本道。
周りに特に観光地もなかったので、大阪から日帰りで行った。

 

 

電車のルートとしては、京都駅から新幹線で名古屋駅まで行き、そこで「特急しなの」に乗り換え、長野駅に向かった。
午前6時の京都駅。
人の数もまばら。

 

 

2,3 年前までは毎週のように乗っていた新幹線も、昨年からは数えるほどしか乗っていない。

 

 

6:50 に名古屋駅に着き、7:00 発の「特急しなの1号」に乗る。

 

 

車内はガラガラで、定刻の10:03 に長野駅に到着。

 

 

長野駅から善光寺まではバスには乗らずに徒歩で行くことにした。
徒歩で30分弱の距離。
途中、居酒屋の入口に角大師さんがおられたのでパチリ。
「信州善光寺 大勧進(だいかんじん)」と書かれている。
後述するが、善光寺は浄土宗と天台宗の二人が住職を務めるという珍しい形態であり、そのうち天台宗の寺院を大勧進とよぶ。

 

 

 

参道を北に進む。

 

 

店主の足で 1850 歩。

 

 

歌舞伎座風の外観を持つ北野文芸座の前を通り過ぎる。

 

 

善光寺郵便局も趣のあるたたずまい。

 

 

 

この参道は史跡に指定されている。

 

 

 

仁王門に到着。

 

 

善光寺の山号は定額山(じょうがくざん)。宗派はなく、非常に珍しい。
先にも述べたように、住職は天台宗の「大勧進貫主」と浄土宗の「大本願上人」の両名が務める。

 

 

 

仁王門をくぐってもしばらく参道は続く。
正面に見えるのは三門(山門)。

 

 

六地蔵さま

 

 

 

行在所(あんざいしょ)の跡。
これだけ大きなお寺なので、明治天皇も行幸されている。

 

 

 

天台宗の貫主(かんす)がトップを務める大勧進(だいかんじん)。本堂の後で参拝する。

 

 

 

濡れ仏。
言われてみれば、確かに涙を流されているようにも見える。

 

 

 

手水舎はコロナ禍のためクローズド。

 

 

 

善光寺の山門。重文。

 

 

 

この文字の中に5羽のハトが隠れているのが分かるでしょうか?

 

 

 

門の下には絵馬が掛けられていた。

 

 

共通券を購入した。
この券で、本堂内陣と山門、経蔵、史料館全てを訪れることができる。

 

 

まず、山門に入る。
ご本尊は文殊菩薩さまで、その周りを四天王が守護しているのは比叡山の文殊楼と同じである。
三門の内部は撮影禁止で、山門から外は撮影 OK とのことだった。

まずは。南側(歩いてきた道)をパチリ。奥に仁王門が見える。

 

 

 

次に、北側(本堂側)。

 

 

本日の一番の目的は西国三十三所の御礼参りをすることなので、本堂手前の御朱印所に行き、御礼参りのお経をあげていただく手続きを行った。
現在11時過ぎで、祈祷が始めていただくまで3時間もあるので、ゆっくり参拝することにする。

 

 

鐘楼

 

 

 

本堂を参拝する。
本堂は国宝。
ご本尊は、絶対秘仏の善光寺如来(阿弥陀如来)さま。
内陣では「戒壇巡り」ができる(真っ暗の中、手探りで錠前を探り当てるというもの)。

 

 

 

次に、史料館へ進む。多宝塔のような建物が博物館になっている。

 

 

 

一字写経。
般若心経の中から好きな一文字を選んで奉納する。

 

 

 

まだまだ時間はたっぷりあるので境内を散策する。

 

 

 

高野山でも見つけたツルニチニチソウ

 

 

 

八重桜

 

 

 

すずらんみたいなスノーフレーク

 

 

経蔵。
共通券を持っているので、中に入って経蔵を回すことができた。

 

 

 

大勧進の境内へ入る。

 

 

本堂となる萬善堂。
ご本尊は、善光寺如来さま。

 

 

地蔵堂。

 

 

 

放生池(ほうじょういけ)から山門と善光寺本堂を望む。

 

 

護摩堂。
お不動さんにご挨拶。

 

 

 

護摩堂では御朱印をいただいた。
「不動尊 本坊 大勧進」
日本三大不動霊場とのこと。あとの二つはどこだろ?

 

 

三社。
中央が山王社、右が稲荷社、左が天満宮。
オン ロキャロキャ キャラヤ ソワカ

 

 

 

延命地蔵尊

 

 

 

仏足石

 

 

 

源義経の忠臣・佐藤兄弟の供養塔。

 

 

 

千人塚。
百姓一揆の犠牲者の供養塔とのこと。

 

 

 

徳川家・大奥の供養塔

 

 

迷子郵便の供養塔なんかもある。

 

 

 

神風特別攻撃隊の供養塔

 

 

 

そして、ようやく14時になったので、本堂に入り祈祷を受けた。
絶対秘仏が安置されている厨子の幕が30秒だけ上げられ、厨子をじっくり見学させていただいた。
氏名をよばれ祈祷していただいた後は證(あかし)を授かった。
氏名の箇所はモザイクをかけています。
また、お札は後日郵送するとのことでした。

 

 

 

西国三十三所の納経帳に御朱印をいただいた。
「奉拝 善光寺 堂司」
善光寺は御朱印が全部で50種類もあるらしい。

 

 

 

散華(さんげ)もいただいた。

 

 

またまた御朱印帳を買ってしまった。
筆者は、御朱印集めよりも御朱印帳集めをしている。

 

 

 

御祈祷をしていただき、参拝も全て終えたので帰ることにする。

 

 

 

15:10、長野駅に戻ってきた。

 

 

 

帰りの特急は16時発だったので、それまで信州そばをいただくことにした。
場所は、あらかじめ調べておいた『草笛』さんで。

 

 

 

めんの太さがまちまちなのが、かえって手打ち感を感じさせる。
こしがあり、大変美味しかった。
量も多くおすすめです。長野にお越しに際はぜひ!

 

 

帰りの特急もガラガラ。

 

 

名古屋駅でなぜか赤福餅を購入。
たまに無性に食べたくなる。
今日のお土産は、善光寺・ごまみそ饅頭と赤福。

 

 

新幹線は新型の「N700S (Supreme)」に乗ることができた。
こちらもガラガラ。

 

 

コンセントはどこだと探したら、ひじ掛けにあった。

 

 

それにしても電車の空席度合は、気の毒になるくらい酷い有様だった。
筆者も思うところはいろいろあるが、ここで言うのはやめにしよう。
ツイッターではつぶやくかもしれませんが(^^;)

 

コロナ禍なので、御礼参りの御祈祷があるかどうか不安だったが、無事に祈祷していただけて満足な旅となった。
これで一区切りついたので、また西国三十三所巡りを始めてみようと考えている。

 

善光寺さんについては、宗派はないのだがさすがに大本山クラスの名刹であり、3時間どうしようかなと思っていたが、いろいろ見ているとあっという間に時間が経った。
御前立本尊が令和4年4月3日〜5月29日の間ご開帳となるので、また来年訪れたいと思う。

 

 

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