筆者には山歩きの楽しさを教えてくれた I さんという人がいて、その人とは月に1回程度登山や神社仏閣巡りをしていた。
ところが彼女が広島に移動になったため、ここ数年は会えずにいた。
その I さんから今年になって神戸に戻ってくるとの連絡をいただき、それなら久しぶりに山歩きに行きましょうということになり、
神戸から近くにある六甲山に登ってきた。
歩行日:2022年4月23日
出発地:JR・芦屋駅(07:50)
到着地:神戸電鉄・有馬温泉駅(16:15)
総歩行距離:21.0 km
今日のルート。
芦屋駅から六甲山を越えて有馬温泉まで。
六甲山最高峰までは通常のルートではなく、芦屋地獄谷を経由するルートを選んだ。
今日の消費エネルギーは 3,484 キロカロリー。
スタートは JR 芦屋駅だったが、10分ほど歩くと阪急電車・芦屋川駅を通り過ぎる。
高座の滝を目指して住宅街を進む。
山の中へ入っていく。
イノシシ君の横を通り過ぎる。
六甲山を歩くと頻繁に出くわすが、向こうも人間に慣れているため突進したりはしないので大丈夫(保証はできませんが)。
8:30、滝の茶屋に到着。
8:35、高座の滝に到着。
すぐ横の護摩堂を参拝する。
大正時代の登山家・藤木九三のレリーフ。
後で訪れるロックガーデンの名付け親。
高座の滝から5分歩いたところで登山道を外れ、地獄谷の方へ進む(一般登山道よりこちらの方が楽しい)。
正面に見えるロープは土砂崩れのセンサーで、土砂によりロープが切れるとサイレンが鳴る仕組みになっている。
この写真は地獄谷の入口。センサーをまたいで進み、奥の岩場を登っていく。
この岩場を登っていく。
途中、ゲートロックに寄り道して、クライミングの見学をさせていただいた。
皆さんフリー(=ロープなし)で登っておられました。
筆者はもちろん怖くて登れません(笑)
さて、コースに戻り、先へ進む。
芦屋地獄谷ルートは、基本的には沢を遡上しながら登るので迷うことはない。
無理そうな場所では左右を巻いて進む。
堰堤(えんてい)が見えたら地獄谷ルートは終了なので、しょんべん滝を右に曲がって進む。
これがしょんべん滝なのだが、この日はチョロチョロとも流れていなかった。
しばらく歩くと岩場に着く。
芦屋の街並み。
メタボチェック岩を通って進んでいく。
筆者も何とか通れた。
この奇岩群は万物の形相を表すといわれる万物相とよばれる。山肌から花崗岩が露出し、木々が生えない独創的な風景。
英語ではピラーロック(pillar rock, 柱岩)という。
万物相とよぶ方が趣きがあると思う。
万物相を過ぎると、一般登山道(中尾根)と合流する。
崩落した箇所を注意深く進む。
13:00、一軒茶屋に到着。
13:45、六甲山最高峰に到着。
六甲山とは、大小いくつもの山から成る六甲山系のことをいい、そのため山頂ではなく最高峰という言い方をする。
I さんと筆者。
14:00、新設のお手洗いの横から下山を開始し、有馬温泉に向かう。
15:23、有馬温泉に到着。
炭酸泉源広場。
街に向かって進み、カフェに立ち寄り、有馬温泉駅から帰宅。
山登りは久しぶりと言っていた I さんだが、初めての地獄谷も難なくこなし、登りも早いスピードで駆け上がっていき、さすがでした。
徳島県の剣山に登りたいとおっしゃっていたので、その時はまたよろしくお願いします!