2021年2月20日に京都・東山付近を 17km 歩いた。
その時の歩記は後日書くとして、その時に訪れた将軍塚青龍殿について紹介したい。
天台宗五箇室門跡の一つである青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、古くから皇室ゆかりの寺として知られている。
江戸時代の大火によって御所が炎上した際には、後桜町上皇は青蓮院を仮御所としてご避難されたこともある。そのため、青蓮院門跡は粟田御所(あわたごしょ)ともよばれる。
青蓮院の本尊は青い不動明王(青不動)の仏画であるが、今は青蓮院にはない。
その青不動が安置されているのが、本日訪れた将軍塚青龍殿である。
参拝日:2021年2月20日
将軍塚青龍殿の場所。
ここまでは京都駅からタクシーを使って行った。
8:45、タクシーを使って将軍塚青龍殿に到着。
開門が9時なので、しばらく待つ。
9時になったので境内に入る。
将軍塚の名の由来は、8世紀末、桓武天皇が平安京造営に際してその鎮護のため、高さ8尺(約2.5m)の土人形に甲冑を着せた「将軍像」を埋めた塚を造るよう命じたとされる。
その後、天下異変の前兆としてこの塚が鳴動するという伝説が生まれた。
塚自体は後でご紹介する。
参拝の順序
本堂である青龍殿を参拝する。
平成26年に落慶したばかりなので、真新しい。
中は剣道の道場にもなっている。
国宝の青不動仏画は奥殿に安置されていて普段は非公開だが、須弥壇正面の精密な複製画をお参りすることができる。
筆者は以前に、色紙とお札を購入した。
今日は青不動さまのお守りを購入した。
青龍殿の御朱印
本堂参拝後は「大舞台」へ。
大舞台からの風景。
将軍塚。
東郷元帥(東郷平八郎)お手植えの松。
庭園を歩く。
スイセンの花が咲いていた。
枯山水(かれさんすい)の庭園
仏像ではなく、仏画が本尊なのは少し珍しいかなと思う。
筆者は、家には青不動さまの色紙を貼って毎日拝んでいるが、実物はまだ見たことがない。
定期的に一般公開されているようなので、次の機会を逃さないようにしようと思う。