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京都歩き その他神社仏閣

毘沙門堂門跡~大文字山登山~真如堂

いろいろな所で話を聞いていると、どうも今年は紅葉が遅れているようである。
どこに行っても「来週が見頃」という言葉を毎週のように聞いている気がする。
11月中旬を過ぎてもまだ気温は高く、今年は真っ赤に染まる前に散ってしまうのかもしれない。
しかしながら、それはそれで様々な色のグラデーションが楽しめるので全然問題ないのだが。

さて、今日は京都の紅葉の名所の中でも、あまり混んでなさそうな所を選んで訪ねてみた。

歩行日:2019年11月16日
出発地:京都地下鉄・御陵駅(8:30)
到着地:京阪電鉄・出町柳駅(15:05)
総歩行距離:16.2 km

本日のルート。
毘沙門堂門跡から大文字山を通って、銀閣寺に下り、真如堂へ向かった。

8:30、今日のスタートは地下鉄・御陵(みささぎ)駅。
駅名からも分かる通り、近くに御陵(天智天皇陵)があるので、まずはそこに立ち寄る。

三条通りを東に進む。今日も晴れの予報である。

少し進むと左手に御陵の入口が見える。

8:38、天智天皇陵に着いた。

天智天皇は中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)として知られ、中臣鎌足と共に 645 年に蘇我氏を滅ぼして「大化の改新」を行った。
それまで「倭」とよばれていたのが、このときから「日本」という国号が始まったといわれる。

天智天皇陵を左に見ながら、北に進む。

9:00、琵琶湖疏水(そすい)に出た。
明治時代、琵琶湖の水を京都に引くために作られた。

琵琶湖疏水を東へ進む。

時折、ジョギングしている人と出くわしたが、それだけではなく筋トレもできるようになっていた。
筆者も「けんすい」をやってみたのだが、、、昔は出来たんです。

可愛らしい「もみじ」

しばらく行くと、琵琶湖疏水船に会うことができた。

橋を北に行くと、目的地である毘沙門堂門跡に行ける。

毘沙門堂に行くときには必ず立ち寄る店がある。それが「京小町もり」さん。

ここのちりめん山椒はしっとりとしていて暖かいご飯には抜群に合う。

今日はちりめん山椒と「どんこ椎茸」を炊いたものの2つを購入した。

9:43、毘沙門堂門跡(びしゃもんどうもんぜき)に到着。
毘沙門堂門跡の山号は護法山。寺号は出雲寺。宗派は天台宗。というか、天台宗五箇室門跡の一つである。
後西天皇皇子の公弁法親王(1669年 – 1716年)は当寺で受戒し、晩年には当寺に隠棲している。
その時以来、門跡寺院(もんぜきじいん)となっている。
ちなみに、天台宗五箇室門跡は毘沙門堂、妙法院、青蓮院、曼殊院、三千院であり、
いずれも比叡山延暦寺の高僧が住職を務めている。

この先には勅使門があり、皇族およびその勅使のみが通ることができる。
本来なら、紅葉シーズンにはこの石段が真っ赤に染まるのだが、今年は難しいかな。

一般の参拝客はこちらの石段からお参りする。

仁王門が見えてきた。

阿形さん。

吽形さん。

毘沙門堂は江戸時代に徳川家康の勅願によって、天海僧正によって再建された。
ちなみに天海は、山崎の合戦後に密かに生き延びた明智光秀だという説がある。

山号は護法山、寺号は出雲寺だが、今では毘沙門堂という名で通っている。

これが皇族のみが通ることができる勅使門。

勅使門の横には五本の線が入った筋塀(すじべい)があり、格式の高さを物語っている。

毘沙門堂の本堂。本尊は伝教大師・最澄が自作したといわれる毘沙門天。
秘仏だが、高さは 1cmほどとのこと。延暦寺の根本中堂本尊の薬師如来と同じ材木で作られている。

本堂内部ではスタッフによる解説があった。
本堂の次には、宸殿(しんでん)の「動く襖絵」なども説明していただけた。
本堂と宸殿の間から弁天堂方面を見ると、色鮮やかな紅葉に出会えた。
写真の右が本堂、左が宸殿。

奥に見えるのは弁天堂。

天皇陛下御即位記念の特別御朱印。

弁天さんにもお参りした。オン ソラソバテイエイ ソワカ。

毘沙門堂を出て、大文字山の登山へ向かう。

途中、山科聖天の前を通る。

大文字方面へ向かう。

本来ならば大文字山の方向に行くのだが、途中倒木が多いとの話を聞き、
少し遠回りになるが南禅寺方面から大文字山に向かった。

この辺りから登山道らしくなる。

コールポイントがあるので、万一の時も安心。

京都一周トレイルのトレイル道に合流した。ここからは道幅も広くなり、歩きやすい登山道となる。

12:10、大文字山の山頂に到着。標高は 466m。

山頂で持ってきたおにぎりを食べる。
山頂よりも火床(ひどこ)の方が景色が良いので、そちらに向かう。

12:42、火床に到着。
大文字の文字は、火床と呼ばれる 75 基の点火台によって構成されている。

火床からの景色。清水寺や鴨川、御所、吉田山などが望める。

少し下りていく。

「大」の中心の部分は「金尾(かなわ)」とよばれる。金尾の箇所は特に大きな火床になっており、大きな火が上がるようになっている。

お約束の「大文字」をやってみた。

金尾の裏には「弘法大師」と書かれている。南無大師遍照金剛。

「大」の字の「払い」の部分。

大文字山を銀閣寺方面へ下りる。
途中のお地蔵さん。

13:26、銀閣寺に到着。人が多そうなので、拝観はまた次回に。

銀閣寺前の店でほうじ茶のソフトクリームを食べる。

しばらく、哲学の道を南向きに歩くが、昨年ほど紅葉していないようだった。

そこで、西に向かい、一度行ってみたかった、真如堂(しんにょどう)に行くことにした。

14:03、真如堂の山門に到着。山号は鈴聲山。寺号は真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)。宗派は天台宗。
比叡山延暦寺の荒行・千日回峰行の「京都大廻り」でも阿闍梨様がお立ち寄りになる寺院。

山門をくぐる。

ここにも五本線の筋塀があり、皇室ゆかりの寺であることをうかがわせる。

手水鉢。

本堂。本尊は秘仏の阿弥陀如来。

真如堂の御朱印。阿弥陀如来を表す「無量寿」と書かれている。

真如堂は紅葉で有名である。

真如堂を出て、西に進むと、陽成(ようぜい)天皇陵がある。

さらに東に進む。

吉田神社に到着。

吉田神社を過ぎ、京都大学の前を通る。筆者の母校である。

15:05、さらに西に進み、ゴールの京阪・出町柳駅に到着。

毘沙門堂と真如堂の紅葉はさすがに「ほう」と唸らされるほどの美しさであった。
真っ赤なもみじも良いが、今日のような、緑から赤の「色のグラデーション」が楽しめるのも良いものである。

今年の紅葉はこれで終わりかな。いやいや、あと一回くらいどこかへ出かけようか。

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