京都・西山ハイキング(柳谷観音編)の続きです。
下の写真の 7km 付近からのスタートである。
善峯寺は 13km の場所にある。

柳谷観音を出発して、しばらくは下っていく。

この瀬を渡ってからが急登となるので、がんばって登る。


善峯寺に向かって進む。


景色の見える場所で小休憩。


大沢峠という分岐点に到着。
ここでポンポン山方面と善峯寺方面へと分岐する。

滝の音を聞きながら歩く。



展望台に到着。
遠くに善峯寺が見える。


陽光桜の木


せっかく、先達となったので展望台でおいずるを羽織ってみた。
筆者にとって、おいずるデビューである。

12:40、善峯寺に到着。

善峯寺(よしみねでら)の仁王門。
扁額の「善峯寺」の文字は、後鳥羽天皇のご宸筆(しんぴつ)である。
仁王門の奥には、本堂となる観音堂が見える。
善峯寺の山号は西山、宗派は天台宗系の単立。
西国三十三所の第二十番札所である。

善峯さんの手水舎

竹製の柄杓がかわいい

本堂の観音堂。
本尊は千手観音さま。

本堂参拝後、御朱印をいただいた。
今日は、おいずると八角形納経札と軸装納経帳の3つにいただいた。



ご詠歌カードもいただいた。

天台宗系の寺院でも、弘法大師さんが祀られているお寺をよく見かける。



ゴーン


鐘楼から向日市・長岡京市街を見下ろす。

護摩堂。
お不動さんを中心として、五大明王が祀られている。


天然記念物の「遊龍の松」。
桂昌院(徳川五代将軍・綱吉の母)のお手植えと伝わる。



「人口に膾炙(かいしゃ)する」なんて言葉を聞いたのは、国語の授業以来である。
開山の源算上人を祀った開山堂は工事中。

お地蔵さま。
自分以外の幸せをお祈りさせていただきました🙏
オン カカカビ サンマエイ ソワカ


桂昌院廟へと続く門。

桂昌院廟

護法尊さま、毘沙門天さま、弁財天さまを祀った祠と十三仏堂。





だいぶ上に上がってきた。
右前方に見えるのは釈迦堂。

ここのお釈迦さんは🙏されている点が珍しい。



善峯寺の奥の院に進む。


お稲荷さんにご挨拶。
オン ロキャロキャ キャラヤ ソワカ。



あと少しで奥の院というところで、土砂降りの雨になったので、雨宿りをする。

小降りになったので歩行再開。

善峯寺の奥の院。
ご本尊は薬師如来さま。


雨が降っているので、心なしか草花が元気に見える。

気を付けて下っていく。

阿弥陀堂。

多宝塔。

六角形の経堂。

善峯寺自慢の桂昌院お手植えのしだれ桜。
来年またきれいな花を咲かせておくれ。

ちなみにこれは以前筆者が撮った写真。

東門から出て、善峯寺を出発する。

バスが待っていてくれたので、14:24 発のバスに乗って帰宅。


このあたりの地域は京都西山とよばれる。
西山三山として、柳谷観音と善峯寺、そしてもう一つふもとに光明寺という古刹がある。
今日は、光明寺まで歩くつもりだったのだが、大雨のために断念した。
光明寺は紅葉で有名なお寺で、秋にしかいったことがなかったので、ぜひ参拝したかったのだが、それは次回の楽しみにとっておこうと思う。
それでも、今日は一日で宝寺、柳谷観音、善峯寺とトリプル観音さまから慈悲の心を授かり、大満足の歩き旅となった。
あと、おいずるを初めて羽織ったが、これは想像以上に快適で夏でも着ることができると感じた。
これから、西国三十三所をお参りするときのユニフォームにしよう😄