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神社仏閣 京都歩き

蓮華王院・三十三間堂参拝

三十三間堂(さんじゅうさんげんどう)は、京都市東山区にある天台宗寺院であり、正式名称は蓮華王院本堂(れんげおういんほんどう)とよばれる。

1164年に後白河法皇の勅願により、平清盛が建立した。

三十三間堂から東に歩いて10分ほど行ったところに天台宗五箇室門跡(三千院、青蓮院、曼殊院、毘沙門堂、妙法院)の一つである妙法院があり、三十三間堂は妙法院の境内外塔頭(けいだいがいたっちゅう)である。

 

三十三間堂の位置。
普通は京都駅からバスで行く人が多いのだろうが、歩いてでも十分行ける(20分くらい)。

 

 

筆者は6月に三十三間堂を含めて京都市内をぶらり散歩したのだが、ブログにはまとめていなかった。
この度、読者様から「ブログをさぼってはダメです」というご指摘を受け(笑)、二か月前の訪問ではあるが書くことにした。

 

歩行日:2021年6月19日
出発地:京都駅(09:00)
到着地:地下鉄・丸太町駅(18:40)
総歩行距離:18.8 km

 

今日のルート。
途中、祇園でうどんを食べ、その後計測を忘れていたため、このような軌跡となっている。
だから実際には 18.8km 以上歩いている。

 

 

9:00、出発地点の JR 京都駅。
この日は雨だったので、登山を諦め、京都市内を散策することにした。

 

 

 

京都駅から東に20分ほど歩くと三十三間堂に着いた。

 

 

6月の雨ということでアジサイが映える。

 

 

国宝の三十三間堂。
三十三間堂の名称は、本堂が間面記法で「三十三間四面」となることに由来する。
この中に 1,001 体の仏像が鎮座している。

 

 

堂内は撮影禁止なのでテレビ放送からご紹介する。

 

 

千体仏が建ち並ぶ様に誰もが圧倒される。

 

 

中尊は千手観音さま。

 

 

この観音さまは、運慶の嫡男・湛慶(たんけい)作として知られている。

 

 

二十八部衆。筆者は何となく迦楼羅に惹かれる。

 

 

これも有名な風神雷神像。
こちらは風神さま。

 

 

そして雷神さま。

 

 

三十三間堂の御朱印。
観音さまがご本尊なので「大悲殿 蓮華王院」と書かれている。

 

 

三十三間堂といえば「通し矢」で知られている(毎年1月中旬の日曜日。2021年はコロナ禍のため中止)。
写真はその射場。

 

 

この地はもともと平安後期に院政を敷いた後白河法皇の離宮があった場所である。
今でも後白河天皇陵は三十三間堂のすぐ東にある。

後白河法皇は頭痛持ちで三十三間堂の千手観音さまに祈ったところ、たちまち平癒したことから頭痛平癒の寺としても知られている。
今熊野観音寺も後白河法皇による頭痛除けの寺として知られている。
頭痛持ちの筆者としては、この二寺はお参りを外すことのできない古刹である。

町中にあり、アクセスも良いのでぜひ皆様も三十三間堂にご参拝ください。

この続きはまた次回に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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