高野山の町石道といえば、弘法大師・空海がふもとの慈尊院に住んでいる自分の母を訪れるために使った道として知られている。
空海はこの道を月に九度通ったため、慈尊院のある町は九度山町とよばれている。
筆者は町石道を何度も歩いており、このブログでも紹介したことがある。
今日はこれと同じ道を4人で歩いてみた。
今日は時間がかかったので大門に着いた時には既に日が暮れようとしており、閉堂のため参拝はかなわなかった。
しかしながら、そのおかげで美味しい店を見つけることができたので、そのあたりも綴ってみたい。
歩行日:2021年9月11日
出発地:南海・九度山駅(08:05)
到着地:南海バス・千住院橋バス停(18:30)
総歩行距離:30.2 km
今日のルート。
町石道は坂はそんなにきつくないが、とにかく距離が長い。
今回は 30km を超えるロングロード。

消費カロリーはなんと 4,460 キロカロリー。

8:05、今日のスタートも南海電車・九度山駅。
自販機にも描かれているのは六文銭で、真田家の家紋。
ここは、真田幸村親子が隠居して、打倒徳川家に向けて捲土重来を期していた場所。

8:30、道の駅・くどやまに到着。
飲み物もここで買っておかないと、当分買える場所はない。
ちなみに、店はまだ開いておらず、食べ物は九度山駅でもここでも買うことはできない(九度山駅付近にはコンビニはありません)。
電車なら、なんば駅で買っておくことをお勧めする。


道の駅くどやまを出発し、慈尊院に向けて西に進む。

真田十勇士。

8:45、慈尊院に到着。
ここは弘法大師のご母堂が住んでおられた場所。

空海さんとご母堂。

大師堂。
南無大師遍照金剛。

多宝塔。
多宝塔左の階段が町石道のスタート地点である。



本堂にはおっぱい絵馬が掲げられていた。
こきは古くから女人高野として知られている。
安産祈願や乳がん治癒などの祈願が書かれていた。


納経所の壁にはマシンガンを持った金剛力士。

もう片方の金剛力士さまは何と iPad とワイヤレスイヤホンを持っておられる。

それでは慈尊院を出発する。

最初の町石は 180 町石。
町石は 110m おきに置かれており、ここから高野山まで 110×180=19.8km の距離があることを表している。

石段を登り切ると、丹生官省符神社が見える。
この神社のご祭神は高野明神、空海により 816 年に創建された。

179 町石は丹生官省符神社の横にある。

これから長い町石道の始まりである。

町石道には 180 本の町石があるわけだが、こんな感じで隠れている場合もあるので180本全部を数えながら歩くことは難しい。
筆者は全部見つけながら歩いたことがあるが。。。(自慢)
ちなみに、個人的には「8番」の町石を見つけるのが一番難しいと思う。

9:40、展望台で休憩。

目の前に紀ノ川が流れている。

いつもの無人販売のお店で柿とみかんをいただく。


銭壺石。


緑の森の中を歩く。

供えられているのは高野槇。
南無大師遍照金剛。

以前この道を歩いたときは丹生都比売神社まで寄り道したが、ここに戻ってくるまで結構大変な坂を上ったので、今日はそのまま大門方面へ。



12:15、二つ鳥居手前の休憩所でお昼ご飯。


12:44、神田地蔵堂。

マムシくんは臆病なので、すぐに逃げていきました。

13:32、ちょうど半分となる 90 町石。

14:29、矢立のやきもち屋さんに到着。



やきもち屋からしばらく急な上り坂となるので、がんばって歩く。
大門まで約 6km、2時間くらい。


六地蔵さま(一体多いけど)。

袈裟掛石。
筆者のお腹ではくぐることはできません😭


押上石。
空海さんは力持ち。


車道を横断する。



鏡石まで来ると大門まではあと少し。

20町石。
あと 2km。



10町石。あと 1km。


16:56、高野山の入口にあたる大門に到着。
時刻も遅いので、人通りはすっかりなくなっていた😅

人通りがなくなっても、我々は元気にピース。

気温は 21.6 度。

大門の横には7町石がある。

17:15、1 町石を過ぎて、高野山本堂の金堂に到着。
高野山参与として初めての参拝だと気合を入れていたのだが、既に閉堂されていた😭
しかし、お堂前で般若心経とご真言を唱えた🙏

根本大塔🙏

普段は人でごった返す蛇腹道もご覧の通り。

金剛峯寺🙏
また近いうちに来ます!

閉堂されていたが、一通り参拝した。
お腹が空いていたが、ほとんどの店は閉まっていた。
しかし、唯一煙突から煙が出ている店があったので、そこに入ってみると「当たり」の店だった。
店の名は「一品料理 やきとり みやさん」。
みやさんの位置。
とにかく安くて美味かった。
隣に座っておられたお寺のご住職と話をしたが、「高野山の中ではここが一番美味い」とのこと。
そう言ってやきとりをバクバク食べておられた(ええんかな???)
ただし、店内は広くないので予約するか開店(17時)と同時に行くのが良いとのこと。
筆者たちは偶然17時頃に入ったので、予約なしで入れていただけた。
料理の一部をご紹介しよう。
雑炊

豚キムチ

つくね

トマトのバジルソース掛け

カマンベールチーズを鶏肉で丸めて揚げたもの

ガーリックライス

30km 以上歩いて疲れていたが、美味い料理をたらふく食って元気回復。
帰りはケーブルカーに乗って帰宅。


次回は、ちゃんとお堂が開いている時間に着いてお参りしようと皆で誓い合ったのであった。


