昨日、高野山で紅葉狩りをしてきたので、紅葉→秋桜となり順序が違うように思うのだが、細かいことは気にせず出かけることにした。
歩行日:2020年11月1日
出発地:近鉄電車・近鉄奈良駅(12:45)
到着地:近鉄電車・近鉄奈良駅(14:40)
総歩行距離:6.6 km
今日のルート。
近鉄奈良駅から般若寺まではバスが出ているが、距離にして 2km ちょっとなので歩くことにした。
12:45、近鉄奈良駅を出発する。
左側は奈良女子大学。才媛が通う大学。
この標識を右折し、東大寺方面へ向かう。
遠くに見えるのは、旧奈良監獄。近々、ホテルに変わるそうである。
13:15、般若寺の楼門に到着。
鎌倉時代に建立された日本最古の楼門であり、国宝に指定されている。
楼門ではあるが、現在では裏口にあたる場所なので、コスモスを見に来た人はこの門を見れないのではないかな。
現在の表玄関は駐車場である。
境内に入ってすぐ、秋桜とともに迎えてくれたのは「カンマン岩」。
不動明王の真言「・・・ソワタヤ ウンタラタ カンマン」のカンマンである。
お不動さんと秋桜。奥に見えるのが本堂である。
お薬師さんと秋桜。
十三重石塔。
十三重石塔の四方には如来様が祀られている。
西の極楽浄土の阿弥陀如来。
南の釈迦如来。
東の浄瑠璃浄土の薬師如来。
北の弥勒如来。
本堂と秋桜。
本堂前には秋桜の花が浮かべられていた。
般若寺の山号は法性山、宗派は真言律宗。
本尊は文殊菩薩。
般若寺の御朱印。文殊菩薩は別名・妙吉祥(みょうきっしょう)菩薩ともよばれる。
西国三十三所の観音様と秋桜。
秘仏が公開されているというので行ってみた。
秘仏とは白鳳阿弥陀如来。
秘仏が安置されているお堂の入口。
パンフレットから。これが秘仏の阿弥陀様。
優しい顔をしておられる。
阿弥陀如来の胎内仏。左から地蔵菩薩、大日如来、十一面観音。
笠塔婆。重文。
一切経蔵。十一面観音が祀られていた。
石燈籠。
再度、本堂と秋桜を見て般若寺を後にする。
奈良駅に向かう途中に見えた、東大寺の大仏殿。
東大寺の中でも最も古い建造物(奈良時代)に属する転害門。国宝である。
奈良県庁。観光客も戻り、鹿もようやく食にありつけることができそうである。
興福寺の前を通過する。
14:38、近鉄奈良駅に戻ってきた。
まさか11月にコスモスが見れるとは思っていなかったので、楽しい旅となった。
筆者にとっては、コスモスが咲いているのと同じくらい、秘仏の阿弥陀様が見れたことも幸せであった。
まだ11月初旬。これからも秋が満喫できることに感謝してこのブログを閉じよう。