今年の元旦は雪が多く、比叡山ドライブウェイも通行止めになっていたため参拝に赴くことができなかった。
関係者の努力により2日は通行可能となっていたので、比叡山明王堂の修正会護摩供(しょうしょうえごまく)に随喜した。
参拝日:2022年1月2日
11時の護摩供に間に合うように午前8時過ぎには自宅を車で出発した。
比叡山ドライブウェイはご覧の通りで、スタッドレスタイヤ装着車のみ通行可能となっていた。
9:10、延暦寺バスセンターの駐車場に到着。
登叡成佛。
お山に上れば成仏できるの意味。
参拝料を納め、境内に入る。
少し時間があるので、大講堂を参拝。
根本中堂でお薬師さまを参拝。
根本中堂から文殊楼を望む。
この階段は「氷の階段」と化しているため、さすがに通行止めになっている。
延暦寺会館とその横のお不動さま。
大黒天さまを参拝。
千手観音さまを参拝。
今年の「比叡山から送る言葉」は『大悲万行(だいひまんぎょう)』。全ての行いは大悲から。
10:05、東塔エリアを出発し、無動寺谷へ向かう。
延暦寺駅。
延暦駅からの景色。
無動寺坂を下る。
閼伽井。
もうすぐ明王堂。
10:35、無動寺明王堂に到着。
11時から修正会護摩供が始まる。
11時スタートなのはいつもと同じだが、今日は比叡山の僧侶も出仕されており、お護摩の際中に声明(しょうみょう)の唄声やホラ貝の音が聞こえてきて非常に新鮮であった。
お護摩の後は阿闍梨様にご挨拶。
お斎(おとき)にはおせち料理とお雑煮、それにおぜんざいをいただいた。
お斎の後は、阿闍梨様にご挨拶と歓談をさせていただいた。
倉庫の奥に眠っていた(笑)という律院のブロマイドも阿闍梨様からいただいた。
明王堂の暦
筆者が気になるのは、6月23日の一日万拝日。これはぜひ参拝したいのだが、平日なので有給とれるかどうかが難しところ。
他には京都切廻りや葛川夏安居なども気になる人が多いかな。
あと、11月の大護摩供が、八千枚護摩供(11月2日~11月3日)と十万枚護摩供(11月2日~11月9日)のどちらになるのか気を揉んでいる方も多いだろう(笑)
明王堂を出発する。
この後、西塔や横川も回ろうかとも思ったが、昨晩遊びすぎてほとんど寝ていないので(笑)、このまま車で帰宅。
雪のおかげで、今年の正月は高野山と比叡山の両方を参拝でき、非常に満足なお参りとなりました。
両寺ともに非常に温かい雰囲気で迎え入れてもらえ、ほっこりとした気分になれるというのが筆者の感想です。
ぜひ参詣してみてください。
あと、毎回お願いされていますが、明王堂にお参りの際にはなるべく電話で予約してから来てくださいとのことでしたので、よろしくお願いします。