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京都歩き その他神社仏閣

今シーズン最後の紅葉(毘沙門堂門跡~大文字山)

昨晩は久しぶりにまとまった雨が降り、紅葉も一気に落ちるのだろうななどと考えていた。
それならばと、紅葉の絨毯を求めて晩秋のこの日は毘沙門堂門跡の勅使坂に向かった。

 

歩行日:2020年11月21日
出発地:京都地下鉄・御陵駅(08:50)
到着地:京都地下鉄・蹴上駅(14:55)
総歩行距離:16.8 km

 

今日のルート。
毘沙門堂から大文字山に上り、銀閣寺へ下りる。
その後、哲学の道を通って南禅寺まで向かった。

 

 

8:50、スタートは御陵(みささぎ)駅。
駅名はこの近くの天智天皇陵に由来する。

 

 

駅を出て東に向かう。

 

 

5分も歩くと、天智天皇陵に着く。

 

 

参道を進む。

 

 

御陵に到着。
ご存知の通り、天智天皇は中大兄皇子として、645年、中臣鎌足と共に蘇我入鹿を暗殺し、
大化の改新を成し遂げた。
平成、令和などの元号が始まったのもこの時であり(大化元年)、
「日本」という国号が使われたのもこの時である。
合掌。

 

 

御陵の東側を北向きに歩く。

 

 

9:15、琵琶湖疏水(そすい)に到着。

 

 

しばらく琵琶湖疏水に沿って毘沙門堂の方へ進む。

 

 

9:43、参道に出た。

 

 

筆者が毎度立ち寄る「京小町もり」さんで、ちりめん山椒を購入。

 

 

9:52、少し歩いて毘沙門堂門跡(びしゃもんどうもんぜき)に到着。
天台宗五箇室門跡のひとつ。

 

 

「敷きもみじ」で有名な勅使坂。立入禁止になっていたおかげで、綺麗なままであった。

 

 

山門に向かって上る。

 

 

毘沙門堂の山門。

 

 

本堂。

 

 

宸殿で「動く襖絵」を鑑賞。

 

 

ここは JR 東海の「そうだ 京都、行こう」のモデルにもなったことがある。

 

 

本堂から弁天堂を望む。

 

 

一切経蔵。

 

 

今日は入山式があるため、五色幕が掲げられている。

 

 

毘沙門堂を後にする。

 

 

少し歩いたところにある山科聖天(やましなしょうてん)に立ち寄る。

 

 

不動堂。

 

 

こちらにもお不動さん。

 

 

聖天さんにもご挨拶。

 

 

山科聖天を後にし、大文字山に向かう。

 

 

途中の景色。

 

 

11:40、京都一周トレイルに合流。ここからは歩きやすくなる。

 

 

京都一周トレイルを大文字山に向かって進む。

 

 

12:20、大文字山の山頂に到着。

 

 

三等三角点を筆者の影と共に。

 

 

山頂からの風景。真正面に京都タワーが見える。

 

 

山頂から下って、火床(ひどこ)に向かう。

 

 

12:40、火床に到着。

 

 

京都市街が近くに見える。

 

 

「大」文字の中心地点。「金尾(かなわ)」とよばれる場所。

 

 

筆者もパチリ。

 

 

金尾の裏側には弘法大師さんが祀られていた。

 

 

銀閣寺に下っていく。

 

 

13:33、銀閣寺に到着。

 

 

哲学の道を南下する。

 

 

ここが哲学の道と名付けられたのは、京大出身の哲学者・西田幾多郎が思索に耽りながらここを歩いたからである。
「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を吾は行なり」

 

 

見納めの紅葉。

 

 

14:13、永観堂に到着。

 

 

拝観しようと思ったのだが、拝観の前に体温を測定せねばならず、
その測定に長蛇の列ができていたため、たまらず退散した。

 

 

14:23、南禅寺の三門に到着。
上に上がっている人は「絶景かな、絶景かな」と言っているのだろう。

 

 

水路閣。

 

 

水路閣の上はこうなっているのです。

 

 

さらに進む。

 

 

14:45、蹴上(けあげ)インクラインに到着。

 

 

こうして舟を運んでいた。

 

 

駅に向かう。

 

 

14:55、蹴上駅に到着。

 

この日は連休ということもあり、永観堂や南禅寺はものすごい人だかりであった。
中国語もたくさん聞こえてきたので、10月くらいから入国した人が観光に来ているのだろう。
少し心配にはなるが、筆者は今後もなるべく密にならない場所を選んで歩いていこうと思う。

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