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西国三十三所

京都・西山ハイキング(宝寺と天王山編)

先週の勝尾寺に続き、西国三十三所のぼっち先達第二弾は京都・西山にある善峯寺である。

西国三十三所の一つなので、善峯寺のご本尊ももちろん観音さまであるが、今日はその道中に他に二つの観音さまをご本尊とするお寺があったので、
計三つのお寺を参拝してトリプル観音巡礼とした。

 

歩行日:2021年5月22日
出発地:JR 山崎駅(07:25)
到着地:阪急バス・善峯寺バス停(14:15)
総歩行距離:16.8 km

 

今日のルート。
歩いた軌跡をダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。
JR 山崎駅から山をいくつか越えていくルート。
標高以上に体力的にはきついかもしれない。
消費カロリーは 2,586 キロカロリー。

 

 

7:25、スタートは JR 山崎駅。
山崎ウイスキーのふるさとである。

 

 

今日の天候は曇り時々雨。
天候よ、もってくれと祈りながら歩く。

 

 

JR の踏切を渡るとすぐに登山道入口となる。

 

 

急坂の住宅街を抜けていく。
奥に見える階段が宝寺の入口。

 

 

ご存知の通り、天王山は豊臣秀吉と明智光秀が天下分け目の戦いを行った決戦地。

 

 

宝寺(たからでら)の仁王門は重文。
宝寺の正式名称は宝積寺(ほうしゃくじ)。
宝寺の山号は天王山、宗派は真言宗智山派。
聖武天皇の勅願により、行基が開山したと伝わる。

 

 

仁王門をくぐって参道を進む。

 

 

鐘楼。

 

 

不動堂でお不動さんにご挨拶。

 

 

一夜の塔とよばれる三重塔。
豊臣秀吉が天王山の戦いの戦死者と弔うため、一晩で建築したと伝わる。

 

 

本堂へ向かう。

 

 

手水舎。

 

 

本堂。
ご本尊は十一面観音さま。

 

 

閻魔堂。

 

 

大黒堂。

 

 

秀吉が座って陣頭指揮を執ったといわれる出世石。

 

弁天さまを祀ったお社。

 

 

お不動さんに行ってきますと挨拶する。

 

 

本堂右側から登山道の始まりとなる。

 

 

少し行くと、青木葉谷広場に着いた。

 

 

青木葉谷広場から見える風景。
淀川に沿って南の方を向いているので、遠くに大阪市内のビル群が見える。

 

 

がんばって上っていく。

 

 

旗立松(はたたてまつ)。
豊臣秀吉軍は、ここから眼下の明智光秀軍の布陣を眺めていたのだろう。

 

 

両軍の布陣

 

 

以前にもこのブログで書いたが、光秀がこの山を先に取っていれば歴史は大きく変わっていたと思う。

 

 

秀吉軍から見た風景はこんな感じ。
目の前の高速道路付近が、実際に両軍がぶつかった場所。
光秀軍の布陣が丸見えとなるため、秀吉軍が圧倒的に有利であったと思われる。

 

 

酒解(さかとけ)神社の鳥居をくぐる。

 

 

酒解神社の前に十七烈士の墓を参拝する。

 

 

実は、天王山は山崎の戦い以外にも、もう一つ大きな歴史舞台となっている

尊王攘夷派であった真木和泉ら十七烈士は、1864年の蛤御門の変(はまぐりごもんのへん、禁門の変ともいう)に敗れ、敗走中に仲間を助けるため天王山に立てこもり爆死自害した。
真木の「倒幕、そして王政復古」の考え方は、その後の明治維新へとつながったと考えられている。

 

 

酒解神社へ向かう。
前日の雨でぬかるんでいる。

 

 

酒解神社の三社宮。

 

 

酒解神社の本殿が見えてきた。

 

 

酒解神社の本殿。
大山祇神(おおやまつみのかみ)を主祭神とし、素盞嗚尊(すさのおのみこと)を相殿に祀る。
素盞嗚尊は、旧天神八王子社の祭神・牛頭天王を、明治初期の神仏分離に伴って改めたものである。
天王山の名は牛頭天王に由来する。

 

 

拝殿

 

 

後見社。
あまりに古くて、鎮座由緒・時期等は不明である。

 

 

あと少しで天王山山頂なので、がんばって登る。

 

 

ヘビイチゴ。
なんでこんな名前が付いたんだろ???
食べてみたが美味しくない、というーか、味がない (><)

 

 

これはさすがに食べる勇気はなかった。。。

 

 

8:20、天王山山頂に到着。

 

 

小休憩の後はさっさと下山する。
この付近で集めたという無縁仏さま。
写真の通り、お線香を供えておいた🙏

 

 

水たまりの道を歩く。
せっかく新調した登山靴を履いてきたというのに😭

 

 

ちょっと寄り道して、小倉山の山頂にも行っておこう。
標高 305m。
小倉百人一首の小倉山は、もう少し北にあり、この山ではないので悪しからず。

 

 

柳谷観音編に続きます。

 

 

 

 

 

 

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