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西国三十三所

箕面の滝から勝尾寺までのハイキング-2021年秋

このブログでは記事の右側に「人気記事」というのが出てくるように設定している。

これにより読者の皆様に筆者の他の記事にも目を通していただこうという趣旨である。

その人気記事の第一位が「箕面の滝から勝尾寺までハイキング」であり、これには筆者自身驚いている。

もともと山を歩いて寺社巡りをするのが筆者の楽しみではあるが、中でも比叡山や高野山をよく参拝して記事にしていたので、これらの記事が上位に来るだろうと予想していたからである。

一方、箕面の滝は大阪から近く、滝と紅葉のコンボが楽しめるとあって、皆様が関心をお持ちなのだろうと想像する。

そこで、本日は現在の箕面の滝における紅葉の状況を調べてきたので報告したい。

 

箕面の滝の位置。
大阪北部に位置する。
阪急・箕面駅から徒歩30分。
あるいは駐車場から徒歩15分。ただし、紅葉シーズンの駐車場はすぐ満車になるので、朝早くから出かけられることをお勧めする。

 

 

歩行日:2021年11月6日
出発地:阪急・箕面駅(7:20)
到着地:和食サガミ(11:30)
総歩行距離:12.8 km

 

 

今日のルート。
筆者が月に2,3回歩いているコースである。
歩行軌跡をダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。

 

 

消費カロリーは1,742 キロカロリー。

 

 

7:20、写真に写っているローソンで飲み物と行動食を買って、阪急・箕面駅をスタート。

 

 

 

あと1時間もすると人が多くなると思うが、7時台だとかなり少ない。

 

 

 

紅葉の色付き具合はこんな感じ。
まだまだこれから。

 

 

 

この時間は人が少ないので気持ちよく歩くことができる。
10時を過ぎるとほんとに混むので。

 

 

 

7:53、箕面大滝に到着。
駅から30分程度。

 

 

 

昼には取り合いになるベンチもまだガラガラの状態。

 

 

 

筆者にとってはこの滝からが本格的な山行のスタートとなる。
右側は箕面駅方面で先ほどこちらから歩いてきた。これから左側の階段を上っていく。

 

 

 

階段を上った地点から見える山は少し紅葉している。

 

 

 

階段を上り切ると車道に出る。

 

 

 

有料駐車場の横には、バスやタクシーのエリアが新たに整備されていた。

 

 

 

もう少し車道に沿って進む。

 

 

 

このまま車道を進んでも勝尾寺に行けるのだが、車道を歩くのは味気ないし、何より危険なので山道を歩く。
そのため、駐車禁止と書かれている所を左折する。

 

 

8:13、左折して 20m ほど進むと階段が見えてくるのでそれを登る。
ここからは少々険しい山道となるので、トレッキングシューズをお忘れなく。

 

 

 

8:30、三叉路に出る。
左に行くと五月山、右に行くと勝尾寺方面。

 

 

 

8:45、箕面ビジターセンターに到着。
トイレが設置されている。
ただし、飲み物の自販機等はない。
勝尾寺に着くまで買うことはできないので、このルートを歩かれる方は箕面大滝で買っておかれると良い。

 

 

 

箕面ビジターセンターから東海自然歩道に入る。
左の石段を上っていく。

 

 

 

ここは、東京・八王子の高尾山まで続く東海自然歩道の西の起点である。

 

 

右に行くと、勝尾寺の南側に行くことができ、左に行くと勝尾寺の北側に行ける。
左の方が標高が高くなるので体力的にきついが、今日は左の東海自然歩道を進む。

 

 

 

歩道橋手前の紅葉が鮮やかであった。

 

 

 

9:27、山頂手前にあるベンチで休憩。

 

 

 

9:37、最高地点の最勝ヶ峰に到着。
標高 540m。

 

 

 

立入禁止となっているが、奥に見えるのは、開成皇子が座禅をされ、開基の善仲、善算と出会ったとされる座禅石。
さらに、その奥には後で訪れる開成皇子の御陵が見える。

 

 

光仁天皇の皇子で、かつ勝尾寺を開山された開成(かいじょう)皇子の御陵。
したがって、ここは勝尾寺の奥之院に相当する。

 

 

 

しばらく東に進む。

 

 

 

9:47、四差路に出る。
勝尾寺に行くには南、すなわち右に進む。

 

 

 

しばらく山道を下りていくと、勝尾寺境内の中で最も高いところにある二階堂が見えてくる。

 

 

10:00、勝尾寺の二階堂に到着。
このお堂は、浄土宗を開いた法然上人が四国からの帰り道、参籠・修行された場所。
南無阿弥陀仏。

 

 

 

境内を下っていくと、勝尾寺のクスノキが見えてきた。

 

 

クスノキの横には不動堂。
筆者は山歩きをするときは線香とロウソクを携帯しているので、それをお供えする。
お不動さんに対して般若心経とご真言を唱えて報恩謝徳の念をお伝えした。

 

 

 

箕面の滝と違って、勝尾寺の紅葉はだいぶ進んでいるように思える。

 

 

勝尾寺の本堂。
ご本尊は十一面千手観音さま。
勝尾寺は観音さまのお寺なのである。

 

 

 

大師堂で弘法大師様にご挨拶。
南無大師遍照金剛。

 

 

 

ここにも観音さま。

 

 

 

開山堂。
勝尾寺を開山された開成皇子が祀られている。

 

 

 

勝尾寺の鎮守社。

 

 

 

石段の奥に見えるのは薬師堂。
ここ数年はずっと立入禁止となっている。
いったいいつになったら薬師如来さまにまみえることができるのだろう。。。

 

 

日本最初の三宝荒神さま。
オン ケンバヤ ケンバヤ ソワカ。

 

 

 

境内を下りていく。

 

 

 

勝尾寺といえば勝ちダルマ。

 

 

ここにもお不動さま。

 

 

紅葉の中を歩いていくのは気持ち良い。

 

 

弁天さまのところにも参拝しないと。

 

 

弁天堂。
オン ソラソバテイエイ ソワカ。

 

 

 

池から勝尾寺全景を望む。

 

 

仁王門。

 

 

 

お地蔵さま。
オン カカカビサンマエイ ソワカ。

 

 

 

参拝料を納めて境内を出る。
勝尾寺は、西国三十三所の第二十三番札所である。

 

 

 

勅使門。
皇族のみが通ることができる門。
平安時代には、清和天皇が勝尾寺に行幸されている。

 

 

 

10:50、勝尾寺を後にする。

 

 

 

11:25、30分ほど歩いて箕面の町が見えてきた。

 

 

11:30、いつもと同じく、「和食サガミ」さんに立ち寄る。
ここは蕎麦が美味しい。

 

今日はトンカツセット。

 

 

この後、粟生団地バス停まで10分ほど歩いて、そこでバスに乗って帰宅。

 

箕面の滝と勝尾寺の紅葉状況について調べてきましたが、印象としてはまだ早いかなという感じでした。
ただ、今年は色付くのが早いと聞いているので、再来週くらいがベストではないかと思っています。

これが、皆様の紅葉狩りの参考になれば幸いです♪

 

 

 

 

 

 

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