モントレー(Monterey)はサンフランシスコから南に200㎞のところにある古い港町で、半島となっている。
また、高級リゾートとして知られるペブルビーチ(Pebble Beach)があり、2019年の全米オープン(ゴルフ)が開催されるペブルビーチゴルフリンクスもここにある。
サンフランシスコから2時間半かけてドライブした。
アメリカはハイウェイも広い。片側4車線もある。
ただし、道路の質(でこぼこの程度やうねり等)は断然日本が良い。
ロサンゼルスの方向に進む。
田舎のハイウェイはこんな感じ。
そうこうするうちにモントレーに着いたので、公営駐車場(24時間7ドル)に車を停めて散策を開始する。
これはカリフォルニア州旗。
港に突き出した桟橋周辺にフィッシャーマンズ・ワーフがある。
ここにはたくさんのシーフード・レストランや土産物のショップがあり、観光客で賑わっていた。
レストランはほとんどがシーフードレストランであり、軒先ではクラムチャウダーを試食させてくれる。
赤いエプロンをしたおじさんに "Can I taste it?" と言えば快く試食させてもらえた。
三軒ほど試食し、一番美味しかった "Old Fisherman's Grotto" で昼食をとることにする。
これがそのクラムチャウダー。
アメリカのクラムチャウダーはしょっぱいのが多いのだが、ここのは薄味で日本人好みだと思う。
途中のどこかで試食しているときにクーポン券をもらったので、それを見せるとエビのフライを付けてくれた。
これも美味しかった。
サーモンとアスパラガスのドリア。
筆者は注文していないが、エビのカクテルがここの自慢のようだ。
お腹いっぱいになったので、町のトレイルコースを散策する。
海岸沿いを歩く。
海に何やら見えたので、よく見てみると、、、
アシカだった。
パドルボードが横を通り過ぎていく。
1㎞ほど歩くと、キャナリーロウ(Cannery Row)の看板が見えた。
キャナリーロウは日本語に訳すと「缶詰通り」。
その名の通り、この辺りはかつてはイワシの缶詰工場が並んでいた。
キャナリーロウを進む。
"sardine" はイワシのこと。缶詰工場の名残り。
しばらく行くと、水族館に到着した。レストランやギフトショップだけでなく、
水族館もかつての缶詰工場を再利用しているようだ。
高いがせっかくなので、入館することにする。
内部には缶詰工場の名残があった。
熱帯魚。クマノミと青いのはナンヨウハギかな。
カレイが保護色であることを証明する水槽。
名前は知らないが、このクラゲ達には癒された。
ハンマーヘッドシャーク。
外洋魚であるシイラも泳いでいた。
水族館を出て、アメリカの老舗チョコレート店"GHIRADELLI"でお土産を購入する。
買ったのは、シーソルトカシューナッツのチョコとモントレー限定の品。
モントレーではマリオットに宿泊した。
筆者は、ここ10年くらいスターウッド系列のホテルを愛用していたが、
昨年、スターウッドグループとマリオットグループとリッツカールトンホテルが
合併したので、今年からはマリオットにもどんどん宿泊しようと思う。
翌日も車で移動した。昨日から運転している車はトヨタのRAV4。
トヨタだからもう少し柔らかい足回りかなと思っていたのだが、これはアメリカ専用車らしく、
しっかりしたサスペンションで好印象だった。
有料道路である "17-Mile Drive" を走る。海岸沿いを走り、高級リゾートと住宅が点在している。
今年の6月に全米オープン(ゴルフ)が開催されるペブルビーチゴルフリンクス。
1プレー525ドルとのこと。
過去の優勝者。ジャック・ニクラウスやトム・ワトソンやタイガー・ウッズ等そうそうたるメンツが名を連ねている。
パターの練習中。
18番ホールは見学できるらしい。
しかし、残念ながら工事中だった。今年の全米オープンに向けて観客席を作っているのだろうか。
ショップ。
ペブルビーチを後にして、サンフランシスコに戻ってきた。
最後にゴールデンゲートブリッジを観光した。
帰りの機内。
帰りは和食をチョイス。
日本に戻ってきた。
カリフォルニアといえども2月はよく雨が降るらしいのだが、幸いなことに筆者が訪れたときは概ね晴れであった。
道路の広さや滝の大きさ、岩の大きさ等、アメリカは何でも大きいなと思わされた。
しかし、これでも巨大なアメリカのほんの一部であると考えると、すべてを見て回るのは到底困難なことであろう。
いずれルート66などをドライブして、アメリカの「デカさ」を益々実感してみたいと思った。