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鎌倉 その他神社仏閣

鎌倉・神社仏閣巡り 円覚寺~建長寺~鶴岡八幡宮~大仏~長谷寺~成就院

鎌倉は、1192年から1333年まで幕府が置かれ、幕府の守護神として鶴岡八幡宮が建立されるなど、
多くの神社仏閣が存在する。

この日本初の武家の都を、北鎌倉から長谷まで一日かけて巡ってみた。

今日のコースは、北鎌倉駅→円覚寺→建長寺→鶴岡八幡宮→江ノ電鎌倉駅→(鉄道移動)→江ノ電長谷駅→高徳院大仏→長谷寺→成就院→江ノ電極楽寺駅

歩行日:2019年3月2日
出発地:JR 北鎌倉駅(9:00)
到着地:江ノ電極楽寺駅(16:05)
総歩行距離:11.1 km

今日のルート

出発は北鎌倉駅。

線路に沿って南に少し進む。

北鎌倉駅から5分ほど行くと、円覚寺に到着した。

円覚寺は鎌倉時代の後期にあたる1282年、ときの執権であった北条時宗から招へいされた、宋の無学祖元が開山した。
宗派は臨済宗。山号は瑞鹿山(ずいろくさん)。鎌倉を代表する禅寺である。

総門の扁額には山号の「瑞鹿山」が書かれている。

境内は広く、多くの伽藍が存在する。

三門(臨済宗では山門のことを三門という場合が多い)が見えてきた。

拝観料300円を納める。御朱印もここでいただける。

仏殿。臨済宗では本堂のことを仏殿という。本尊は釈迦如来。

冠を被っておられるので、宝冠釈迦如来というらしい。
その前には「今上天皇聖寿万歳」との札が立っており、国家鎮護の道場であることを表している。

天井に描かれた白龍図。

選仏場。選仏場とは、仏を選び出す場所という意味で、修行僧の坐禅道場のことである。
薬師如来像と大慈大悲観世音菩薩像が安置されている。

選仏場のお薬師さん。

選仏場の前で咲いていた梅の花。

妙香池。

さらに上っていく。

国宝の舎利殿。「佛牙舎利(ぶつげしゃり)」というお釈迦様の歯が祀られている。

白鹿洞。円覚寺を開山した無学祖元の説法を聞くために、白鹿たちがこの穴より説法を聞いたと伝わる。
このような神話ちっくなところが面白い。山号の瑞鹿山はここから名付けられた。

観音堂。

山を下りていく。

ここの梵鐘は洪鐘(おおがね)とよばれ、国宝なので見に行くことにする。

洪鐘への参道。

お堂が見えてきた。

弁天堂があり、その横に国宝の洪鐘はあった。

洪鐘のご神体として弁財天を祀っている。

弁天堂の横には茶店が構える。

円覚寺の寺務所まで戻り、御朱印をいただいた。
「宝冠釈迦如来」と書かれている。

円覚寺を出て、さらに線路沿いを南に進む。

明月院(めいげついん)に到着した。
明月院は臨済宗建長寺派の寺院で、本尊は聖観音。あじさいの寺としても有名。
今回は先を急ぐため、拝観できなかった。

明月院を過ぎて、さらに南に進む。

やがて建長寺(けんちょうじ)に着いた。
ここに五山第一とあるが、五山とは禅宗で最高の格づけをされた五大寺のことである。
鎌倉時代に中国の五山制度にならって、設けられた。
鎌倉五山として第一位建長寺、第二位円覚寺、第三位寿福寺、第四位浄智寺、第五位浄妙寺の順と定められ、
現在に至る。

建長寺の境内図。
建長寺は、ときの執権・北条時頼の開基により、大覚禅師が1253年に開山した。
臨済宗建長寺派の大本山。山号は巨福山(こふくさん)。

建長寺の総門。

ここに「建築は、総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線に連なる」と説明されているが、
確かに同じく臨済宗の寺院である京都の妙心寺もそのようになっていたことを思い出した。
「4. 京都 きぬかけの路 散策 (妙心寺~仁和寺~龍安寺~金閣寺~船岡山)」の章参照のこと。

そして三門。山門の下には木のベンチがある。
この日は11時からこの三門の下でお坊さんの法話を聞くことができた。合掌。

 びんずるさん。筆者は痛めている右ひざを撫でておいた。

本堂に相当する仏殿(ぶつでん)。本尊は地蔵菩薩。

本尊のお地蔵さん。

円覚寺と同じく、ここ建長寺の梵鐘も国宝である。

仏殿の後方には法堂がある。法堂には千手観音が祀られている。
 

法堂の千手観音。手前には釈迦苦行像が安置されている。

法堂の千手観音。

パキスタンより寄贈された釈迦苦行像のレプリカ。

天井には小泉淳作筆の雲龍図。

唐門(からもん)。方丈の正門となる。

方丈。

方丈庭園。奥には唐門が見える。

ゴルフ場のような庭園。

建長寺の御朱印。「南無地蔵尊」

建長寺を出て、南へ進む。

「曹洞宗高祖 道元禅師顕彰碑」
曹洞宗の開祖・道元は半年間鎌倉に滞在し、北条時頼に対して授戒・説法を行った。
北条時頼から寺を鎌倉にという要請を受けたが断り、その後は再び福井県の永平寺に戻られたとのこと。

しばらく行くと、鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)の鳥居に着いた。ただし、この鳥居は西側のもの。

神社をお参りする前に、昼食を取りに行くため、横断させていただく。

鶴岡八幡宮を東向きに横断し、南に進む。この写真の右側が鶴岡八幡宮。

蕎麦屋「茶織庵」で昼食をとることにした。

注文したのは「天ぷらせいろ」。やっぱり関東はそばが美味しい。

さて、鶴岡八幡宮に戻ってきた。
ご祭神は、八幡宮なので、八幡神(やわたのかみ)、すなわち第15代天皇・応神天皇 (おうじんてんのう)、比売神 (ひめがみ)、神功皇后 (じんぐうこうごう) 。
源頼朝ゆかりの神社で、鎌倉幕府の守護神として崇拝されてきた。

手水舎。

拝殿。右奥の社務所にて御朱印をいただける。

リスくんが参拝客の人気者。

楼門。

鶴岡八幡宮の御朱印。初穂料(御朱印のお代)は500円であり、
御朱印代が300円以外の神社仏閣は初めてだったので、面食らった。
商売っ気があるのはいいが、その分ご利益いっぱいくださいな。

鶴岡八幡宮を出て、小町通りを鎌倉駅方面に向かう。
なぜ小町通りといわれるのだろう。


途中、ジャコの「はんなりいなり」を購入。これは甘くて美味しかった。

鎌倉駅に到着。

駅は観光客でごった返していた。

10分弱で長谷駅に到着。

駅を降りて、北に進む。

やがて大仏のある高徳院に着いた。拝観料は200円で、良心的。

仁王門。高徳院の宗派は浄土宗。山号は大異山(だいいざん)。
開基と開山はいずれも不明。

阿形(あぎょう)さん。

吽形(うんぎょう)さん。

手水舎。

この大仏さんは国宝である。
定印(じょういん)を結んでおられるので、阿弥陀如来である。

20円で胎内にも入ることができる。

大仏さんの背中。

大仏を出て、西へ向かい、長谷寺の方に行く。

長谷寺(はせでら)の宗派は浄土宗。ただし、後述するが単立寺院である。
山号は海光山。
浄土宗の本尊は通常、阿弥陀如来(あみだにょらい)であるが、ここは単立寺院のため、
十一面観音を本尊とする。
坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所である。

長谷寺にはこのような親しみやすい仏様がたくさんおられる。

「河津桜」という早咲きの桜。

お地蔵さん。

地蔵堂。中には金ぴかのお地蔵さん。

卍池。

本堂。浄土宗の寺院だが、単立なので、本尊は阿弥陀如来ではなく、観音さん。

本堂である観音堂は高台にあるため、遠くに相模湾を望める。

仏足石。

本堂の横にはお食事処「海光庵」があったので立ち寄る。
店員は僧衣を着ておられたので、お坊さんが手伝っているのかな。

筆者が注文したのは、みたらし団子とくずきり。

甘味を楽しんだ後は、経蔵へ。マニ車を回して祈願した。

本堂の横には阿弥陀堂があった。

この阿弥陀如来坐像は鎌倉幕府初代将軍・源頼朝が自身の42歳の厄除けのために建立したもの。
それゆえ「厄除阿弥陀如来」とよばれる。

鐘楼。

「和み地蔵」というお地蔵さん。

大国堂。

大国堂の向かいには弁天堂。

お不動さん。

弁天窟。弘法大師参篭の地と伝わる。

御朱印は入口にて。

「十一面大悲殿」。
単立の寺院というものに初めて訪問した。
浄土宗のお寺に観音さんやお不動さんが安置されるのは普通はないことであり、
なかなか興味深いお寺であった。

長谷寺を後にする。だいぶ日が傾いてきた。

途中、江ノ電の踏切を横断する。

「星月ノ井」という井戸。鎌倉十井という、十個の井戸のひとつに数えられる。

ただ、蓋がされていて覗くことはできなかった。

その横には虚空菩薩が祀られたお堂(虚空蔵堂)があった。
これから参拝する成就院の境外仏らしい。

道路の横に成就院へと続く石段があった。

成就院の宗派は真言宗大覚寺派。山号は普明山(ふみょうざん)。寺号は法立寺。
鎌倉には不動明王を本尊とする寺院は、ここと明王院の二つしかない。
明王院は次回訪れるとしよう。

東の結界と書かれている。

さらに上っていく。

山門に到着。

手水鉢。

本堂。本尊はもちろん不動明王。

弘法大師・空海さん。

本尊の分身である、不動明王。
制吒迦童子(せいたかどうじ、左側)と矜羯羅童子(こんがらどうじ、右側)を従えている。
手前のプラスチック板のところで護摩を焚く。

成就院の御朱印。カーンのサンスクリット文字とその下には「不動明王」。

成就院を出たところからは、由比ガ浜が望める。

西側から出る。

少し歩くと極楽寺駅に着いた。

鎌倉は幕府が設置されたことから、100以上もの神社仏閣がある。
鎮護国家、戦勝利等、いろいろな願いを込められながら建立されたのだろう。
しかし、今日一日では到底全部を参拝することはできない。
明王院や浄智寺や寿福寺、銭洗弁天、明月院等、北条氏や源氏ゆかりの神社仏閣もまだまだ多いのでいずれ再訪しよう。

あとは、いずれ奈良の長谷寺との比較紹介もしたいと思う。

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