今日は西国三十三所の三寺を回っているが、その三つ目のお寺に訪れる。
総持寺の次は、大阪府箕面市にある勝尾寺(かつおうじ)である。
筆者は勝尾寺はこれまでにも何度も訪れている。
参拝日:2020年5月23日
先の総持寺から車で30分ほどで行ける。
勝尾寺の駐車場に車を停めた。
勝尾寺の山号は応頂山、宗派は高野山真言宗。
奈良時代、開成皇子(かいじょうおうじ)により開山された。
なお、勝尾寺から上ったところに開成皇子に墓があり、以前紹介した。
西国三十三所の第二十三番札所である。
境内に入る前にお地蔵さんに挨拶する。
勝尾寺の山門。
弁天池から弁天堂を望む。
弁天堂。お寺の中に鳥居があるのも見慣れた風景。
オン ソラソバテイエイ ソワカ
弁天堂の横には滝がある。
ここから石段を上っていく。
上りきったところは広場となっており、観音さんが出迎えてくれる。
その横にはお不動さん💖
勝尾寺といえばダルマ。
シャガの花が咲いている。
ここまで来てようやく手水舎がある。
三宝荒神社。日本最古の荒神。
鎮守堂。
開山堂。開成皇子の木像が安置されている。
水掛け観音さん。
大師堂。
南無大師遍照金剛。
勝尾寺の本堂。本尊は十一面千手観世音菩薩。
本堂内はテレビ放送から紹介する。
勝尾寺の御朱印。「大悲殿」
ご詠歌は「重くとも 罪には法の勝尾寺 ほとけを頼む 身こそやすけれ」
本堂を出たところに鐘楼がある。
ゴーン。
遠くに大阪平野を望める。
お不動さん。
多宝塔。
境内の最上段には法然上人が念仏三昧をされたという二階堂がある。
ここまで来れば、観光寺の雰囲気は全くない。
二階堂から勝尾寺境内を見下ろす。
この時期、いろんな花が楽しませてくれた。
ツルニチニチソウ。
サツキ。下の方ではシャクナゲも咲いていた。
再度、弁天池の写真を撮って、勝尾寺を後にする。
前回の総持寺もそうだが、両寺共に開山から1000年以上経っているのだが、
歴史と現代が見事に調和した名刹であった。
次は、第二十四番札所の中山寺だが、中山寺も「古くも新しいお寺」なのだろうと思っているが、
果たしてどうだろうか。