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西国三十三所

箕面の滝から勝尾寺までハイキング

筆者のブログでは人気記事ランキングを掲載していますが、ランキング1位の記事が『箕面の滝~勝尾寺ハイキング』となっています。
正直これにはびっくりでして、自粛期間だったのであまり考えずに近くで行ける場所ということで歩いた記事が1位になっていました。
逆に、これは人気が出ると狙って書いた記事がなかなか読んでもらえないこともあったりで、ブログを書くのも難しいものだと実感しています。

 

今日はそのランキング1位の記事のルートを再度歩いてみた。

 

歩行日:2021年4月18日
出発地:阪急電車・箕面駅(10:10)
到着地:天下一品・千里小野原店(14:50)
総歩行距離:15.3 km

 

今日のルート。
阪急・箕面駅からスタートして、箕面大滝に進み、そこから勝尾寺へ向かった。その後は山を下り、一路ラーメン屋へ向かった(笑)

 

 

今日の消費カロリーは 2,512 キロカロリー。
標高最高地点は開成皇子御陵がある最勝ヶ峰の 540m とそれほど高くはないが、登ったり下ったりで結構きつかった。
歩行軌跡をダウンロードしたい方はこちらからどうぞ。

 

 

10:10、今日は寝坊したので遅めのスタート。
阪急・箕面駅はハイキングに向かう人たちで賑やかだった。

 

 

駅から滝に向かう道は人が多いのでマスクをして歩く。

 

 

桜の季節の終了後は、新緑が美しい。

 

 

筆者の好きなシャガの花。

 

 

お花で💖を作られていた。椿かな。

 

 

緑のトンネルを歩く。

 

 

 

滝が見えてきた。

 

 

10:40、箕面大滝に到着。
この時期は滝の水量が多く、迫力がある

 

 

 

ここで少し休憩。
サーモスの『山専用ボトル』は、登山する人なら誰でも知っている魔法ビンで、朝に熱湯を入れて持っていけば6時間後でもカップ麺が作れるという優れもの。
夏には、キンキンに冷えた飲み物を持っていくこともできる。

 

 

滝を出発し、階段を上っていく。

 

 

車道に出る。

 

 

大日駐車場の横を通り過ぎる。
このまま車道を歩いてもビジターセンターを経由して勝尾寺に行けるが、それでは面白くないので下写真の奥を左折して山道を歩く。

 

 

先に見えるのが登山道の入口。

 

 

ここから登っていく。

 

 

先に見える階段が結構きつい。
でも、この付近は以前台風で崩落していた場所なので、歩けるようにしていただいただけでも感謝しないといけない。

 

 

11:25、分岐点に到着。
左に行くと五月山に行けるが、今日は右に向かう。

 

 

11:35、ビジターセンターに到着。
ここはバーベキューができるのだが、コロナ禍の現在は閉鎖されている。

 

 

皆さん、大砲のようなカメラを持って野鳥の撮影をされていた。
筆者はいつも iPhone のカメラで撮影している。

 

 

東京の高尾山までつながっている東海自然歩道の西の起点がここである。

 

 

フランスの方もハイキングされていた。

 

 

では登山開始。
この分岐、筆者は両方歩いたことがあるが、右は楽なルート(勝尾寺を経由せずに箕面市街に行ける)で、左は勝尾寺の奥の院を通り標高も高くなるルート。
今日は勝尾寺に立ち寄りたいので、左に進む。

 

 

歩道橋を渡る。

 

 

今日は晴れの予報だったが、この辺りで雨が降ってきた。
傘をさしながら歩く。

 

 

12:25、最も標高の高い最勝ヶ峰に到着。
このすぐ近くに勝尾寺の奥の院である「開成皇子御陵」がある。

 

 

開成皇子が座禅をされ、開基の善仲、善算と出会ったとされる座禅石。

 

 

開成皇子(かいじょうおうじ)御陵に到着。
開成皇子(724-781年)は、光仁天皇のご子息で勝尾寺を開いた人物。
そのため、ここが勝尾寺の奥の院とされている。

 

 

雨のせいで岩がツルツルになっていて危険な状態。

 

 

分岐に到着。
真っすぐに進めば東海自然歩道。右斜め前方を下っていけば勝尾寺。
筆者は勝尾寺方面へ行く。

 

 

ドウダンツツジの花が満開となっている。

 

 

正面に勝尾寺の二階堂が見えてきた。

 

 

12:45、二階堂に到着。
二階堂は、法然上人が讃岐から京都へ戻る途中、ここに立ち寄り籠って修行されたお堂。

 

 

ハナズオウ

 

 

多宝塔。
金剛界大日如来さまが祀られている。

 

 

お不動さん。バックには鯉のぼり。

 

 

勝尾寺といえば勝ちダルマ。

 

 

勝尾寺の本堂。
ご本尊は十一面千手観世音菩薩さま。

 

 

大師堂。
勝尾寺の宗派は高野山真言宗。
南無大師遍照金剛。

 

 

水かけ観音さん

 

 

開山堂。
開山の開成皇子が祀られている。

 

 

鎮守堂

 

 

三宝荒神堂。
開成皇子が感得された三宝荒神さまは、日本最初の三宝荒神である。
荒神堂の裏には薬師堂があるはずなのだが、いつ参拝できるようになるのだろう。

 

 

階段を下りていく。

 

 

シャガ

 

 

ダルマさん

 

 

お不動さん

 

 

両側には石楠花(しゃくなげ)が咲いている。

 

 

仁王門まで下りてきた。

 

 

弁天さま

 

 

お地蔵さま

 

 

仁王門

 

 

受付で拝観料を納める。

 

 

勝尾寺の勅使門。

 

 

勝尾寺は西国三十三所の第二十三番札所。

 

 

13:30、勝尾寺を出発し、町へ向かう。
本日最後の上りとなる階段を歩く。

 

 

町石。
今はほとんど誰も歩いていないが、昔はこの道が表参道だったんだなあなどと考えながら歩く。

 

 

14:10、箕面の市街地が見えてきた。

 

 

山を下りた。

 

 

勝尾寺から 2.8km 歩いたことになる。

 

 

清和天皇(850-881年)が勝尾寺に行幸されたとき、勝尾寺を内院とよび、帝釈寺を外院とおよびになった。
その帝釈寺にも立ち寄る。

帝釈寺の山門

 

 

帝釈寺の本堂。
ご本尊は帝釈天さまで、脇侍は弁財天さまと毘沙門天さま。

 

 

藤の花

 

 

花菖蒲も咲いており、初夏の雰囲気。

 

 

サツキ

 

 

いろんな花を堪能させていただき、帝釈寺を後にする。

 

 

勝尾寺参道の入口となる鳥居は国道171号線沿いにある。
この鳥居から勝尾寺までおよそ 4km。

 

 

花よりラーメンということで。。。
こってりラーメンをいただき、目の前のバス停からバスに乗って帰宅。

 

この時期の山登りは涼しく、いろんな花が咲き乱れ、最も気持ちよく歩ける。
勝尾寺では「西国観音曼荼羅セット」の無料引換券を無事に引き換えすることができた。
途中、雨が降り出したときは曼荼羅が濡れると思って焦ったが、上着を曼荼羅の筒に被せることでどうにか濡れずに済んだ。

2021年11月にもこのルートでブログを書いていますので、こちらもご覧いただければ幸いです。

さて、いよいよ今週は比叡山の一日回峰行である。
体調を整えてがんばり、祈り、歩こうと思う。

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