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金剛山 登山(転法輪寺)

金剛山(こんごうさん)は大阪府千早赤阪村と奈良県御所市に挟まれた山であり、
役行者(えんのぎょうじゃ、役小角(えんのおづぬ)ともいう。修験道の開祖)が若いときに修業した山であり、古くから修験道(しゅげんどう)の聖地としてよく知られている。

このブログではこれまで紹介していなかったのだが、その理由は単純であり、
ひたすら階段の登山道(一説では2,800段あるらしい)が筆者が苦手としていたからである。

しかし、本日は意を決して金剛山に登ることにした。

歩行日:2020年1月25日
出発地:南海バス・金剛登山口・バス停(8:15)
到着地:南海バス・金剛登ロープウェイ前・バス停(12:30)
総歩行距離:8.4 km

本日のルート。
金剛山山頂へは多くのルートがある。
往路は最もメジャーな千早本道、復路は文殊尾のルートで下山した。

南海電車・河内長野駅から南海バスに乗り、30分ほどで金剛登山口バス停に着いた(8:15)。

千早城跡経由で登山する。

ここが登山口。

金剛山と聞いて思いつく人物は上述した役行者ともう一人、「建武の新政」で知られる楠木正成(くすのきまさしげ)である。
楠木正成は1333年の「千早城の戦い」で鎌倉幕府軍をここ千早城におびき寄せ、その間に日本全国で大規模な反乱を蜂起させ、倒幕に貢献した。

いきなりこの石段である。

どんどん上っていく。

「楠公之功與此山倶高」と書かれている。
楠木公の功績はここ金剛山と同じくらい高いという意味か。

8:35、そうこうするうちに、千早城跡に着いた。
ここに来るまで、結構きつい石段であり、幕府軍はさぞかし攻略に苦労したことだろう。

次に進む。

8:42、楠木公を祀った千早神社に着いた。

ご祭神は楠木正成とその嫡男・楠木正行(まさつら)である。

本殿前に本丸跡があった。

千早神社を抜けて、千早本道と合流し、さらに上っていく。
千早本道は多くのハイカーや散歩する人でにぎわっている。

9:12、ルートの半分となる五合目に到着。
トイレが設置されている。

ウルトラマンとバルタン星人。

金剛山本道中間点 
人生も山も苦しみも喜びも
あと半分会
会長 ウルトラマン
副会長 バルタン星人

しかしこの階段を作った人も大変だったろうな。

7.5号目での気温は0度くらい。さすがに止まると寒い。
雪を予想して、ゲイターとチェーンアイゼンを持ってきたのだが、その必要はなかったようである。
少し残念。

八合目。

お地蔵さん。オン カカカビ サンマエイ ソワカ

9合目。もうすぐ山頂。

10:05、金剛山山頂に到着。

遠くには PLの塔が見える。

山頂で食べるカップヌードルが旨い。このために登ってきたようなもの。
「謎肉増量」
ある

山頂にはライブカメラがある。

せめてもの雪。例年なら、大量の積雪がある。

茶店もある。

少し行くと、正面には役行者が開いた転法輪寺が見える。
転法輪寺の山号は金剛山、宗派は真言宗醍醐派。
葛城修験道の根本道場であり、鑑真、行基、最澄など錚々たる名僧がここで修業した。
かつては金剛山寺として繁栄したが、明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって葛木神社のみが残されて金剛山寺は廃寺となった。
その後、地元の金剛山講によって転法輪寺の再興が強力に要望され、昭和25年に再興された。

まずはお不動さんにご挨拶。筆者の守護仏である。
何度も言いますが、このブログの主旨はお不動さんと出会うことなのです。
手前には護摩壇がある。

本堂。本尊は法起菩薩(ほうきぼさつ)。

般若心経。ぎゃーていぎゃーてい ぼーじー そわか

弁天さん。オン ソラソバテイエイ ソワカ

十三重石塔。

役行者が祀られた行者堂。

転法輪寺の御朱印。本尊の「法起」が書かれている。

納経所の前にも雪が少し集められていた。

「葛城家歴代御廟所」(かつらぎけれきだいごびょうしょ)。
蘇我氏興隆まで大和盆地南部を支配していた豪族・葛城家の御廟。

帰りは同じルートを通るのも面白みがないので、文殊尾ルートで戻ることにした。
その名の由来となる「岩屋文殊」。
役行者はここで修業し、楠木正成もここの文殊菩薩から戦の知恵を授かったといわれている。

さて、下山する。
しかし、このような道なので、GPS がないと遭難すること必至である。

かなりの勾配で、ここを登る人に何度も出会ったが、皆死にそうな顔をしておられた。
やっと下りてきた。

道路が見えてくる。

帰りはバス終点の「金剛登ロープウェイ前」から 12:30 発のバスに乗り、13:05 に河内長野駅に到着。

バス乗り場の地点で既に標高 500m くらいなので、実質 600m くらい登るのだが、それでもきつく感じた。体力が残っていれば大和葛城山まで行こうと考えていたのだが、それは断念した。
筆者が登山者の格好で登っていたのに対し、地元の人は散歩がてらジャージにスニーカーで登っておられた。皆に愛されている金剛山に皆さんも登ってみられてはいかが。

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