スポンサーリンク

西国三十三所

西国三十三所観音巡礼 第二十五番札所・播州清水寺

西国三十三所観音巡礼は二十四番札所・中山寺まで回ったので、今日はその続きを参拝した。
兵庫県の西側に位置する三寺(播州清水寺、一乗寺、圓教寺)を車で一度に訪問した。

参拝日:2020年9月22日

西国三十三所には清水寺が二つあり、一つは清水の舞台で有名な京都の清水寺であり、
もう一つが今回参拝する兵庫県の清水寺である。
こちらは京都の清水寺と区別するために播州清水寺(ばんしゅうきよみずでら)とよばれている。
場所は兵庫県加東市に位置する。

バスの本数が少なく、公共交通機関では今回の三寺を全て訪れることが難しいため、
自家用車で参拝した。
播州清水寺の麓には無料の駐車場があり、ここに駐車して徒歩で登ることもできるが、
2km40分ほどかかるとのことだったので、山の上までクルマで進んだ。
ここが登山道の入口。

今日は楽をして 500円を払って上までクルマで行き、駐車するとすぐに仁王門が見えた。
以前の仁王門は台風で倒壊したため、この仁王門は昭和55年に新築したもの。

阿形さん。

吽形さん。

播州清水寺の山号は御嶽山(みたけさん)。宗派は天台宗。
西国三十三所の第二十五番札所である。
推古天皇勅願というから、大化の改新(645年)より以前に創建された古刹である。
開基は法道仙人(ほうどうせんにん)。
この法道仙人という人は兵庫県の寺院では数多く登場する謎多き人物である。
霊力を持っていたといわれ、インド(天竺)から雲に乗って飛来したという法道仙人は、
自分は山でお経を唱えながら空の鉢を空に飛ばして托鉢を受けていたといわれ、
空鉢(からはち)仙人ともよばれる。
次に訪れる一乗寺も法道仙人の開基である。

清水寺の縁起。本堂(根本中堂)および札所(大講堂)ともに観音が本尊である。

平安時代の征夷大将軍として有名な大納言・坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が
大悲観音の霊験によって鈴鹿山の鬼神を退治したのち、太刀二本(騒速(そはや)とよばれる)が
ここに奉納されている。

現在、午前9:30、まだお店は閉まっている。
帰りに立ち寄ろう。

境内を進む。うろこ雲が見え、空はすっかり秋模様。

手水舎で心身を清める。

薬師堂。
本尊はもちろん薬師如来であるが、周りを守護する十二神将(じゅうにしんしょう)がユニークであり、これは奈良の「せんとくん」の作者としても知られる籔内佐斗司教授の作品である。
撮影可とのことなので、ご紹介したい。

筆者はこの毘羯羅大将がお気に入り。

そして本尊のお薬師さん。オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ。

薬師堂の向かいには放生池(ほうじょういけ)。生きることの尊さを実感する。

そして札所の大講堂。ここは聖武天皇の勅願所である。

堂内は撮影禁止なのでテレビ放送から。
札所本尊の十一面千手観音。脇侍は地蔵菩薩と毘沙門天。

播州清水寺の御朱印。「大講堂」と書かれている。
ご詠歌は「あはれみや 普き門の 品々に なにをかなみの ここに清水」。

境内を散策する。

南北朝時代の播磨(はりま)の武将・赤松氏範が自害したのもここである。

後でも紹介するが山上では水が貴重なので、湧水の出るところには祠が建てられている。

月見亭。

地蔵堂。

地蔵堂の裏には沢山のお地蔵さんが祀られている。

鐘楼。中に入って撞くことができる。ゴーン。

お稲荷さん。

十三重石塔。

聖観音(しょうかんのん)さん。

播州清水寺のもう一つの本堂となる根本中堂。ここは推古天皇の勅願所というから歴史を感じる。
本尊は十一面観音。

本尊は法道仙人作と伝わる十一面観音であり、秘仏なので、普段は御前立を拝することができる。

次に、清水寺の名の由来となった井戸を訪れる。

これが「おかげの井戸」。最初に出てきた謎多き人物・法道仙人が掘り当てたという井戸である。

無事、寿命が三年延びました。高野山の「姿見の井戸」でもちゃんと映ったので大丈夫かな。

多宝塔跡。現在再建予定とのこと。

帰り道では清水茶屋が開いていたので、西国三十三所スイーツ巡礼として「瓦せんべい」を購入。

さて、次は二十六番札所・法華山一乗寺へ向かう。

スポンサーリンク

-西国三十三所

© 2021 山歩き町歩き日記 Powered by AFFINGER5