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奈良歩き その他神社仏閣

あをによし 奈良のお薬師 西ノ京(薬師寺と唐招提寺)

西ノ京は奈良市西部の地域のことをいい、平城京の西に位置するため古くからこのようによばれている。

西ノ京には名刹がいくつかあるのだが、このブログでは紹介したことがなかったので、本日参拝した。

歩行日:2021年1月2日
出発地:近鉄電車・西ノ京駅(13:40)
到着地:唐招提寺(16:15)
総歩行距離:7.2 km

今日のスタート地点は近鉄・西ノ京駅。

駅を出ると、すぐ薬師寺の北側に着く。
薬師寺は、南都七大寺のひとつで法相宗の大本山。
天武天皇(天智天皇の弟で、かつ持統天皇の夫)の勅願により 680 年に建立。
その名の通り本尊は薬師三尊。

少しお高めの拝観料を納める。

中門の奥に本堂(金堂)がある。左は西塔、右は東塔。

阿形と吽形の仁王さん

本堂(金堂)。昭和51年に再建されたもの。
本尊の薬師三尊は国宝。

薬師寺の御朱印。
お薬師さまと共に、御前に正月特別公開されていた吉祥天画像を参拝したので2種の御朱印をいただいた。

東塔。
六重に見えるが三重塔である。
平城京最古の建物として国宝に指定されている。

西塔。昭和56年に再建。
中は中村晋也氏による釈迦八相のうちの「果相の四相」が祀られている。
四相とは「成道・転法輪・涅槃・分舎利」であり、それぞれの模型が展示されていた。

大講堂。本尊は弥勒如来。
弥勒菩薩が56億7千万年後に悟りを開かれ、如来となられたお姿を拝むことができる。

大講堂の裏には、中村晋也氏の釈迦十大弟子像とともに、現存する最古の仏足石が祀られている。
西暦753年に作られたこの仏足石は国宝に指定されている。

鐘楼

お不動さんもしっかりお参りしておかないと。

薬師寺を北側の門から出る。

道路を挟んで向かい側には玄奘三蔵院がある。
西遊記で有名な玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)は法相宗の宗祖である。

この日は平山郁夫画伯の壁画を見ることができた。


玄奘三蔵伽藍の中心にある玄奘塔には、玄奘三蔵のご頂骨(頭部の遺骨)が納められている。

実は筆者は薬師寺は初めて参拝したが、奈良仏教の中心らしく堂々たる古刹であった。
昭和になってから再建された堂宇と奈良時代からの堂宇が上手く調和しているように見えた。
拝観料が高めなのと、お坊さんの商魂たくましさがあれだったが。。。

さて、薬師寺を後にする。

薬師寺から北に歩いて10分ほどで、唐招提寺に行ける。

唐招提寺に到着。
唐招提寺の宗派は律宗。開祖は中国・唐出身の鑑真(がんじん)である。
鑑真は仏教布教のため来日を希望し、5回渡航を試みるが失敗する。
その間、失明の憂き目にあい、6回目の苦難の末ようやく来日を果たした。
聖武上皇・孝謙天皇の歓待を受け、759年唐招提寺を建立した。

境内に入る。

唐招提寺の本堂となる金堂。これは国宝である。
しかも本尊の廬舎那仏(るしゃなぶつ)、脇侍の薬師如来および千手観音も国宝と、国宝尽くしのお寺。
金堂の後ろに講堂があり、本尊の弥勒如来(国宝)さまを参拝する。

1688年に松尾芭蕉がここで鑑真和上坐像を拝して詠んだ歌。
「若葉して御目の雫拭はばや」

国宝の鑑真和上坐像を祀った御影堂はご覧の通り修復中。2022年3月までは拝観できないとのこと。

その代わりに開山堂で鑑真和上を拝む。失明するという、まさに体を張って我が国の仏教発展に尽くしてくれた鑑真さんに合掌🙏

御廟も参拝する。

合掌🙏🙏🙏


礼堂(らいどう)。重文。拝観はできなかったが、釈迦如来を祀っている。

鼓楼。これも国宝。
鑑真和上の仏舎利を祀っているため、舎利殿ともよばれている。

経蔵(国宝)。
唐招提寺で最古の建物で、日本最古の校倉(あぜくら)。

宝蔵(国宝)

鐘楼。

さざんかの見頃もそろそろ終盤

戒壇へ向かう。

僧侶の授戒が行われる戒壇。

こんな時期にかきつばたが咲いていた。

今日の両寺は全国的にも知られた古刹さので訪問を楽しみしていたが、期待にたがわぬ荘厳さを見せてくれた。
とにかく国宝、国宝、国宝の連続で、新年早々目の保養になった(多分口を開けてぽわーんとしていたに違いない)。
明日も奈良で、東部の有名な二寺(興福寺と東大寺)を参拝するつもりである。

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